瑞巌寺のあと、五大堂へ向かいました。
五大堂は瑞巌寺の境外仏堂で、松島の海辺近くの小さな島に建っています。
痛恨の計算間違い(ただのボケ)
瑞巌寺の次は、すぐ隣にある円通院を参拝する予定だったのですが、時間を確認すると13時過ぎ。
14時出航のクルーズ船を予約していて、集合時間の13:45まで40分ほど。
五大堂の御朱印を瑞巌寺でいただいていたので、行かないわけにはいかない。
円通院もぜひ行きたいけれど、両方は無理。
「さて、どうしよう???」
どーも1時間計算違いをしていたよう😢
結局、
▼円通院前から五大堂へのルート
徒歩約8分。ずんだシェイクを片手に海べりにやってきました。
▼五大堂に向かう途中で撮影。
松の木に覆われています。
▼五大堂へは「透かし橋」という朱塗りの橋を渡ります。
▼橋の上から下を覗くと海。
足元が透けているのが「透かし橋」の由来のようです。
地図では海に突き出た半島のようにも見えるのですが、確かに島だと得心。
▼2本めの「透かし橋」を渡ります。
はしご状の板に渡された縦長の板の上を歩きます。
このようなつくりになっているのは、参拝者の心を引き締めるためなのだとか。
かつてはこの縦の板はなかったそうです。
もっと「昔は松の丸太だけの橋」(松島町HP)だったようです。
▼左方向、松の緑の間から福浦橋と福浦島。
松島のシンボル・五大堂
五大堂は平安時代初期に坂上田村麻呂が建立した毘沙門堂がその前身。
のちに慈覚大師円仁が五大明王像を安置し、五大堂と呼ばれるようになりました。
現在のお堂は伊達政宗公が瑞巌寺の再興に先立って再建したもの。
東北地方現存最古の桃山建築であり、国の重要文化財に指定されています。
五大堂の先には松島湾が広がっており、撮影スポットになっています。みなさん海を背景に自撮りをするなど楽しんでおられました。
御朱印「五大明王」
御朱印帳に書いていただきました。
●瑞巌寺五大堂の基本情報
・臨済宗妙心寺派
・御本尊:五大明王
・現堂宇の創建:1604年。伊達政宗公
・文化財(建造物):重要文化財
・宮城県宮城郡松島町
2024(令和6)年10月2日参拝(62歳8か月)