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神社仏閣めぐり初心者が始めた「なるほど」参拝紀行

【大宮・氷川神社(前編)】日本一 長い参道 歩いたよ |60歳からの御朱印めぐり〔072/541〕

大宮氷川神社_一の鳥居

さいたま市大宮区(旧大宮市)にある氷川神社の参道は日本一長い参道です。一の鳥居から氷川参道を歩いてみました。

全長2kmの氷川参道

一の鳥居へはさいたま新都心駅が近い

氷川神社へは大宮駅が近いのですが、一の鳥居はさいたま新都心駅が最寄り駅。一の鳥居までは徒歩約8分です。(私は自宅から歩きました)

▼氷川参道は南北にまっすぐのびて約2kmあります。日本一長い参道です。

大宮氷川神社_氷川参道

中心市街地の中にこれだけの長さの参道があるのは全国でも稀とのことです。

一の鳥居

一の鳥居が見えてきました。

大宮氷川神社_一の鳥居

手前の道路は旧中山道。左前方が大宮方向、右後方がさいたま新都心駅方向です。

▼一の鳥居から先が氷川参道です。

大宮氷川神社_一の鳥居

歩きはじめは右側が歩道、左側は車道になっていて、ふつうに車が走っています。

▼少し進むと、左手に鳥居がありました。

楢姫稲荷神社

▼右手に小さな道標を発見。以前に自転車で通行したときは気づかなかった。

大宮氷川神社_参道

「二丁」の文字。

「一丁」は見逃したよう(「三丁」と「十丁」も)。それとも、ないのか?

▼途中、車通りの多い道路が数本、参道を横切ります。

大宮氷川神社_参道

▼上の写真の交差点を越えると歩行者専用になります。

大宮氷川神社_氷川参道

▼参道を横切る細い道、右側に庚申神社があります。

庚申神社

大宮氷川神社_氷川参道

大宮氷川神社_氷川参道

氷川神社まであと1150mのところまで来ました。

大宮氷川神社_氷川参道

大宮氷川神社_氷川参道

大宮氷川神社_氷川参道

▼約650本の高木の並木道が続きます。ケヤキが約65%だそうです。

大宮氷川神社_氷川参道

大宮氷川神社_氷川参道

▼「十三丁」のすぐ先、右手に天満神社があります。

大宮氷川神社_天満神社

天満神社

まだ600m以上ありますが、氷川神社末社です。

大宮氷川神社_天満神社

二の鳥居

二の鳥居が見えます。

大宮氷川神社_二の鳥居

手前は県道2号。左後方へ行くと大宮駅に着く

大宮氷川神社_二の鳥居

二の鳥居。高さは13m

二の鳥居は現存する木造鳥居としては関東最大と言われています。

▼鳥居前の「吽」形の狛犬は一本角ですね。

大宮氷川神社_狛犬

一本角の狛犬は古いタイプのものです。

狛犬についてはこちらの記事に詳しく書いていますので、ご参照ください。

pirooh.hatenablog.com

▼真下から撮ってみました。

大宮氷川神社_二の鳥居

▼根元の太さにちょっと感動。(写真では伝わりづらい?)

大宮氷川神社_氷川参道

▼夜になると歩き出しそう?(←個人の感想です!)

大宮氷川神社_氷川参道

▼氷川の杜文化館

大宮氷川神社_氷川の杜文化館

竹林がいい感じです。

能楽狂言・日本舞踊・三曲・茶道・華道などの伝統文化の拠点施設だそう。

▼この門の左奥に勅使斎館があります。

大宮氷川神社_勅使斎館

勅使斎館とは、例祭のときに天皇のお遣いが心身を清め、装束をお召しになる建物。

▼切り株!

明治天皇行幸絵巻

三の鳥居前に明治天皇行幸絵巻を表した案内板があります。

大宮氷川神社_氷川参道

奥に見えるのは三の鳥居

明治天皇は、明治元年(1868年)9月にそれまでお住まいの京都から東京行幸に出発されました。

10月13日に江戸城に入られ東京が都となり、10月28日には氷川神社行幸・親祭(自ら祭祀をご奉仕する)されました。

中央の御輿の中に明治天皇がいらっしゃるのだろうか?

明治天皇の和歌を掲載

明治天皇は十万首の和歌を詠まれました。これは歴代の天皇の中でも特筆に値するものとのことです。

▼案内板には明治天皇が詠まれた和歌のうち12首が掲載されています。(以下に4つを掲載)

大宮氷川神社_明治天皇行幸

大宮氷川神社_明治天皇行幸

大宮氷川神社_明治天皇行幸

大宮氷川神社_明治天皇行幸

三の鳥居

大宮氷川神社_三の鳥居

三の鳥居から先の楼門、本殿、摂社・末社御朱印などは【後編】をご覧ください。

pirooh.hatenablog.com

 

●大宮・氷川神社の基本情報

氷川神社の総本社/式内社名神大)/武蔵国一宮/勅祭社 /
 旧官幣大社別表神社
・ご祭神:
 須佐之男命、稲田姫命大己貴命
・創建:2400年以上前
・埼玉県さいたま市

2024(令和6)年1月15日(月)参拝(61歳10か月)